まものブログ

日々の記録

10/9(火)晴れ 犬の体調

10日ほど前から犬の体調が良くない。

2〜3週間前から食欲は少しずつ落ちていた。犬は小さい頃から食が細く、暑い季節は食べる量が減って体重が落ちるのが毎年悩みだった。今年の夏は食欲と体重を比較的キープしていて、14歳の夏を無事乗り越えて9月に15歳の誕生日を迎えていた。

誕生日を過ぎたころ、朝晩過ごしやすい気候になってきたのにご飯の食いつきが悪くなっていた。少しずつ食べる量が減り、2週間前にはほぼ1日おやつ以外何も口にせず、軟便に。

2週間に1回ペースで病院併設の美容院へシャンプー・カットに行っており、美容院の予約日に診察も受ける。ちょうど食欲が底だった次の日に診察を受けたところ、特に気になるところはないとのことだった。その頃にはエサをカリカリから缶詰の肉に変えた。3日連続で同じエサを出すと3日目には飽きるのか食べないけれど、エサを変えれば食べる。食いつきの良いエサを探して日々何とかご飯を食べてもらう日々が続いた。身体は少しずつ細くなり、背骨が目立つようになった。

昨日はめずらしくご飯の食いつきが良かった。朝出したささみと野菜の缶詰を完食し、夜も少し食べた。ただ夜寝る前、やけに呼吸が荒い気がして夫を思わず呼んだ。2人で見守っていると呼吸はおさまった。

今日は2週間に1度の美容院の日。美容院に到着後、先に診察室へ。何がとは言えないけれどなんだか様子が違う気がすると先生に伝えると、お腹がたしかに気になるとのこと。半日検査入院することになった。検査中にもし状態が急変したら蘇生はしますか?と聞かれ、ああ、それくらい良くないんだなと思った。蘇生はしないでほしいと迷わず伝える。その時が来たら引き止めず旅立たせてあげたいと日頃から思っていた。

仕事終わりに病院から入電。検査結果はまだ出揃っていないけど肺水腫になっているので利尿剤を投与しても良いですか?と。年始にもなった肺水腫にまたなっていたのか…。職場から病院がほど近く、行って話を聞くことにする。

状況はやはりあまり良くなかった。腹水がたまり、肺以外の臓器にも問題があった。でももう手術は考えられない。心臓が悪く薬で命を繋いでいる15歳の犬にとって、手術は相当負担だと思うから。利尿剤の投与と酸素室への入院を承諾。一旦帰って夫を呼び出してランチをしながら状況を説明する。手術はしないこと、蘇生処置はしないことなどを夫婦で確認。

夕方に再度病院へ。呼吸はとても穏やかになっていた。腹水の原因は持病の心臓による可能性が高いとのこと。このまま酸素室で入院して数日様子を見ることにした。